【お知らせ】ニクラス・ヤーン オルガン演奏会(9/13)
ドイツ・フルダ出身で、現在ドレスデン聖母教会のオルガニストであるニクラス・ヤーン Niklas Jahn氏のオルガンコンサートを聖グレゴリオの家聖堂で9月13日(土)に開催いたします。
聖グレゴリオの家の創設者であるゲレオン・ゴルドマン神父が眠るフルダは、私たちにとって特別な街です。彼がフルダ出身ということもあり、コンサートツアーの中の一つとして特別にコンサートを開催することを承諾してくれました。
彼は2023年9月に開催された武蔵野市国際コンクールで優勝した若きオルガニストです。コンクールの2次予選は2日間にわたって聖グレゴリオの家で開催されました。その際、昨年亡くなられたユルゲン・アーレント氏製作によるオルガンが世界中に配信されました。
今回のコンサートは、聖グレゴリオの家聖堂のアーレントオルガンに合わせて特別に選曲してくださいました。
9月13日(土)14時開演(13時半開場)
入場料:2,500円(全席自由)
申込フォームで入力をおねがいいたします。その後チケット代の振込先を連絡いたします。

※ 演奏会チラシは後日ご案内します。しばらくお待ちください
【プログラム前半】
J. S. Bach (1685-1750): Präludium und Fuge in d-Moll BWV 539 (8 min)
Heinrich Scheidemann (1595-1663): Toccata in G-Dur (8 min)
J. S. Bach: Jesu meines Lebens Leben BWV deest (3:30 min)
J. S. Bach: Erhalt uns, Herr, bei deinem Wort BWV Anh. 50 (3 min)
J. S. Bach: Allein Gott in der Höh BWV deest (2 min)
Johann J. Froberger: Fantasia I. sopra Ut, Re, Mi, Fa, So, La (7:30 min)
【プログラム後半】
Georg Muffat (1653-1704): Toccata Septima (Apparatus musico-organisticus (10 min)
J. P. Sweelinck (1521-1621): 6 Variationen zu „Mein junges Leben hat ein End“ (8 min)
J. S. Bach (1685-1750): Triosonate Nr. 1 in Es-Dur BWV 525 – II. Adagio (8 min)
W. A. Mozart (1756-1791): Andante in F-Dur KV 616 (7 min)
D. Buxtehude (1637-1707): Passacaglia in d-Moll BuxWV 161 (7 min)
J. S. Bach (1685-1750): Fuge in G-Dur BWV 541 (5 min)
ニクラス・ヤーン Niklas Jahn プロフィール
ドイツ・フルダ出身のオルガニスト・指揮者。
2014年から2016年、早期入学生としてマインツ音楽大学でハンス=ユルゲン・カイザーにオルガン演奏と即興演奏を学ぶ。2016年から2021年、同大学学士過程でゲルハルト・グナンとハンス・カイザー等のもと、オルガン演奏、教会音楽、指揮を学ぶ。2021年から2023年、フライブルク音楽大学修士課程にて、マティアス・マイヤーホーファー、ダヴィッド・フランケ、ヴァンサン・デュボワの各氏のオルガンクラスで、オルガン演奏と即興演奏を学ぶ。
第32回セント・オーバンス国際オルガン・コンクールのオルガン即興部門(第1位)、第9回武蔵野市国際オルガン・コンクール(第1位、レーベル「ナクソス」とのレコーディング契約)、第53回ハールレム国際オルガン即興コンクール(ファイナリスト)、第13回コルシェンブロイヒ国際オルガン・コンクール(第1位)など、国際的に有名なオルガン・コンクールで数々の賞を受賞している。また、マインツ・ロータリー・クラブより文化振興賞、フライブルク音楽大学振興会より博士課程のための支援賞を授与される。
フルダ大聖堂、フライブルク大聖堂、マインツ大聖堂等でオルガニストのアシスタントを務め、マインツ・バッハ合唱団、フライブルク・バッハ合唱団、カメラータ・ヴォカーレ・フライブルクなどのアンサンブルで指揮者のアシスタントや伴奏者を務め、研鑽を積む。
2023年から2024年まで、ザールブリュッケンのザール音楽大学でオルガン演奏と教会音楽、即興演奏の講師を務め、24/25年冬学期には、代理教授としてフライブルク音楽大学で即興演奏を、また現在は、ワイマールのフランツ・リスト音楽大学で即興演奏と教会音楽を教えている。
2024年12月1日、世界的に有名なドレスデンの聖母教会のオルガニストに就任した。
すでに国際的に活躍の場を広げており、日本、イギリス、フランス、オランダ、リヒテンシュタイン、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、イタリア、スイスなどの国々で演奏活動を行っている。